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2018年6月22日 (金)

沈香、白檀、木香について

国会図書館情報を調べましたら、1997年に、奥川氏より、沈香、白檀、木香の活性成分が発表されていました。セスキテルペノイドが主体ですが、沈香からは、jinkoh-eremol、agarospirol、白檀からは、α-santalolとβ-santalol、木香からは、dehydrocostus lactoneおよびcostunolideが同定されました。

恩師のマーチン・ワット氏に報告すると、大変喜びました。日本のお香に興味があるとのこと。ついつい、Arthur Waleyの源氏物語を読んでみて!と。

紫式部は、様々な情報を持っていたようで、源氏物語中にも大変貴重な練香の話が登場します。
日本人にとっては、人工的に濃縮された精油の香りより、薫香生薬の香りの方が馴染み深く、より魅惑的かも知れませんね。

空蝉という女性が、突然の衣摺れ音と、独特の香りを察知し、襲いくる光源氏から逃げたというエピソードが物語に書かれていますが、一体、どのような香りだったのでしょう。

和の香り、それはそれは奥深く、勉強しなくてはならないことがありすぎて、、、。

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